平賀源内(安田顕)は今まで数々のドラマにも登場してきましたが、江戸の発明家と単純に思っていました。本作で詳しく知ることができました。
平賀源内の功績
1728年 香川県さぬき市志度 生まれ。本草学者、戯作者、発明家、鉱山開発者。
子供のころから、優秀で数々の発明品を残してきました。エレキテル(日本ではじめての電気機器)、量程期(万歩計)、磁針器、火浣布(燃えない布)等多くの発明をしました。そのほか本草学者として薬品会の開催や、戯作浄瑠璃作品を発表したりと数々の業績を残しています。また「良薬は口に苦く、出る杭は打たれる習い」という言葉を残しています。苦しいことや、周囲の意見に反対する意見をいうことは受け入れられにくいことかもしれないが、成長や進歩のためには必要なことだという意味です。「良薬は口に苦し」「出る杭は打たれる」はよく耳にする言葉ですが、源内さんの言葉とはじめて知りました。
平賀源内の最後
ドラマでは、一橋治済(ひとつばしはるさだ/生田斗真)が次期将軍と思われていた10代将軍家治(眞島秀和)の子、家基(奥智哉)や源内(安田顕)の死、田沼意次(渡辺謙)の失脚に関わったと描かれています。治済(はるさだ/生田斗真)の策略により、源内(安田顕)は1779年人を殺したと思いこみ、奉行所に「人を殺した」と申し出て投獄されます。そして12月18日江戸の獄中で52年の生涯を終えました。獄中で亡くなった者の遺体は引き渡されませんが、友人だった杉田玄白が葬儀を執り行い、墓をたてました。「明るい天才発明家」のイメージを持っていたので、実際にどういう最後だったのかを知り驚きでした。
今後の「べらぼう」は?
自由だった田沼意次(渡辺謙)の政治から一変し、蔦重(横浜流星)が営む出版業界には厳しい時代になっていきそうです。第17回の予告では、駆け落ちした新之助(井之脇海)が再び登場!を思わせる内容で今後新之助とどういう関わりを持っていくのか楽しみです。うつせみ(小野花梨)との幸せな姿をみることができるでしょうか?今後も目が離せません。
《NHK大河ドラマ放送時間》 NHK総合 毎週日曜日の夜8時より NHKBS毎週日曜日の午後6時より NHKBSプレミアム4Kで午後0時15分より 《再放送》 NHK総合毎週土曜日午後1時5分より
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